WordPressシステムからユーザー宛に自動送信されるメールの宛先を管理者に変更して送信します。システムから“少なくとも”次の場合にメールが送信されます。
(1) 新規ユーザー登録
(2) パスワード変更時
(3) メールアドレス変更時
(4) 「ユーザー名とパスワード情報」をもとにユーザーがパスワード変更
(5) パスワードを忘れた場合、新しいパスワードを取得
ユーザーにしてみれば、WordPressなる人物から突然メールが送られてくるとスパムメールと思うでしょう。
管理者にとっては、ユーザーの設定が済まないうちに新規ユーザー登録のメールがユーザーに届くのは困ります。
ユーザーには管理者から必要なメールを転送します。
メールタイトルでユーザーへの送信可否を判定することも可能ですが、メールタイトルが変更されると混乱しますし、WordPressのバージョンアップで送信されるメールの種類が増えることがあります。
ログイン画面で“パスワードをお忘れですか ?”をクリックすると(5)のメールがユーザーに送信されます。ログイン画面のカスタマイズも必要です。これについては別途説明します。パスワードを忘れた場合には、どのみち管理者が対応すルことになると思います。
コード
// -------------------------------- // ユーザー宛WordPressメール非送信 // -------------------------------- function hk_functions_wp_mail( $atts ) { $admin_email = get_option('admin_email'); if ( $atts['to'] == $admin_email ) return $atts; $to = $atts['to']; $atts['to'] = $admin_email; $message = 'WordPressからのユーザー宛メールです。'."\n"; $message .= 'ユーザーには送信されていません。'."\n"; $message .= 'ユーザー名:'.$to."\n"; $message .= '----- 以下原文 -----'."\n\n"; $message .= $atts['message']; $atts['message'] = $message; return $atts; } add_filter( 'wp_mail', 'hk_functions_wp_mail' );
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